海外で通じる日本語 ツカレナオス?

皆さんは海外でそのまま使える日本語をご存じでしょうか?寿司、てんぷら、刺身、すきやき、しゃぶしゃぶ、そば、ラーメンなど食に関する単語は英語圏でも通じることがありますが、今回は特定の国で使われている日本語由来の言葉を紹介したいと思います。

海外で通じる日本語 パラオで通じる日本語

パラオでは日本語そのものみたいな表現が通じる場合があります。働いた後にはツカレナオスのがパラオの常識のようです。( ´∀` )

【パラオに残る日本語由来の言葉】

パラオ語日本語訳
ツカレナオスビールを飲む
シオバイ商売
センキョ選挙
オキャクお客
オカネお金
オツリお釣り
アイコデショじゃんけんぽん
ベントー弁当
アジダイジョウブおいしい
エモンカケハンガー
クルスィー苦しい
チチバンドブラジャー


チチバンドとかベントーとか笑える表現ですよね。エモンカケとか日本人自身にもなじみが無くなってきた表現があるのは面白いことですね。

日本語研究者の今村圭介助さんが執筆された「パラオ語における日本語借用語辞典」が在パラオ日本大使館のHPで公開されており、日本語由来のパラオ語がまとめられていますので興味のある方はどうぞ。約1,000語近くほど日本語由来の言葉があるようですね。

日本に置いても英語が浸透している単語がありますので、それと同じような感じなのでしょうね。

パラオ人の名字には日本語では一般的に名前で使われる言葉が使われるケースもあるようです。元々パラオでは姓をつける習慣なかったようですが、日本に影響されてつけるようになったようです。

パラオ人の名字の例
タカタロウ,サブロウ,クニヒロ,ケンショウ、キンタロウ、マサル、カトウサン などがあるらしいです。
これ現地で聞いたら絶対笑いますよね。( ´∀` )

動画でさっくり見たい方はどうぞ↓ダイトォリョオ

パラオで日本語が通じるのはなぜ?

パラオは1920年から45年までの25年間ほど国際連盟から委任を受けた日本が統治していたという歴史的な背景があります。植民地という扱いではなかったようですが、当時のパラオには相当数の移民日本人がいたようですので文化が浸透するには十分な環境があったと言えます。

そのような国が今でも親日国として存在していることは当時の日本人が恥じない行いをしていたということなのだと思います。

国旗も日本のやつに何となく似てますよね?日本のは真ん中が日の丸ですが、パラオは月を表現しています。

パラオの基本情報
面積:488平方キロメートル(屋久島とほぼ同じ)
人口:17,907人(2018年時点)
首都:マルキョク

台湾に残る日本語 アタマコンクリ

アタマコンクリと聞いて意味が分かった方はいるでしょうか。台湾でアタマコンクリとは「頭が硬い」、「融通がきかない」ことを意味するそうです。

頭がコンクリートということですね。現代日本でも流行らないかな( ´∀` )
積極的に使っていきたいと思います。

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のーま
日本も戦後アメリカナイズドされたわけだし
アメリカ人にとっても日本で英語由来の単語が浸透しているのは
不思議な感覚なんだろうね。

雑学

Posted by Yuiyu3939